20代で正社員になれない理由と特徴5選【登用制度は嘘?なれない原因もあり】
頭をかかえて悩む男性

「正社員になりたくてもなれない!何か原因はあるのかな?正社員になれると聞いて登用制度のある会社にも入社したけど。。堅実的に正社員を目指す方法があれば教えてほしい!」

こんな疑問、悩みに答えます。

このブログでは「正社員になりたくてもなれない20代非正規の方」に向けて、以下の内容・目的で記事を書いていきます。

この記事でお伝えすること(目次)

  1. 正社員を希望してもなれない理由とは
  2. 20代で正社員になれない人の特徴5選
  3. ただし正社員になりたくてもなれない原因あり
  4. 登用制度を利用しなくても堅実的に正社員を目指す方法

非正規から正社員に転換する一つの方法が「登用制度の活用」

多くの非正規が正社員を夢見て活用を目指します。
でも、登用制度を使わずとも正社員に堅実的になれる方法があります。

むしろ登用制度の利用は遠回りになることをご存じでしょうか。

20代で正社員になれない理由と特徴から堅実的に正社員を目指す方法を詳しく解説していきます!!

そうま@ブログ管理人そうま@ブログ管理人

「今まさに正社員を目指すもなれず、この先の将来に不安を抱いている方は、ぜひ参考にしてみてください。」

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正社員を希望してもなれない理由とは

正社員を希望してもなれない理由とは何なのでしょうか?

ここでは「非正規から正社員になった人の特徴」をご紹介します。
正社員になった人の特徴が分かれば、なれない理由が自ずと見えてきます。

そして、ゴール(正社員になる)に向けた目標も立てやすくなります。

では特徴についてですが、一言でいえば「自助努力の有無」
正社員になるための職探しをいかに真剣に、かつ効果的に行うかで明暗が分かれています

詳細は以下経済産業研究所が情報を公表しています。

【正社員に転じた人の特徴】
正社員に転じている人は、「自らの求職活動を通じて」、「職場の上司に推薦されて」、「民間の職業紹介会社を通じて」、「公共職業安定所(ハローワーク)を通じて」の割合が高い。他のグループと比較して、正社員になった人の職探しの自助努力が大きい。正社員になるためにしている(いた)ことでは、「縁故(親族、知人、友人等)」において、正社員を希望する人と正社員になった人で差があり、人的ネットワークは転職の有力な方法である。

つまり、転職活動に向けた行動において、

  • 正社員になった人のほうが転職に繋がる行動を積極的に行ったということ。
  • 正社員になれない人は自助努力が思ったほど足りてないことが理由として考えられます。

また、特に結果が顕著に分かれたデータがあります。
それが以下グラフの通り、正社員になった人は「資格取得のために勉強している」割合が高くなっています。

【正社員になるためにしている(いた)こと】

一方、正社員の仕事を希望しながらも非正規雇用に留まる人は「特に何もしていない」割合がやや高い結果となっています。

これが、「正社員になった人」と「正社員になれない人」の『差』です。
この差を埋めることができれば、自ずとゴール(正社員になる)は見えてきます。

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20代で正社員になれない人の特徴5選

正社員になれない理由となった人の特徴を解説してきました。

現在まで20代の非正規労働者は200万人以上。
非常に多くの若者が非正規として働いています。

正規職員:5,328千人
非正規労働者:2,047千人

多いとはいえ、毎年非正規から正規に転換する割合も増えています。
(出典:リクルートワークス研究所「非正規雇用者の正規転換(2020年11月版)」

つまり、正社員になれないことはないということです。

それでも正社員になれないのはなぜなのでしょうか?
厚労省の資料も参考にしつつ20代で正社員になれない人の特徴5選をまとめていきます。

【特徴1】やる気がない

疲れた女性

「やる気ゼロ、貢献したい気持ちゼロの状態と嫌々ながらの通勤で、10日の正社員の研修期間を乗り越えれると思いますか?形だけでも乗り越えたいです。」
引用: Yahoo!知恵袋「職場の悩み」

そもそも正社員化へ「やる気がない」

正社員になった人の特徴でも挙げた通り「努力」は必要です。
最終的に、正社員になれるかは本人のやる気次第にかかっています。

【特徴2】行動してない

2つ目の特徴が「行動してない」

就職活動といった具体的な行動を起こさなければなれません。
正社員になりたいと「思う」だけでは、残念ながら実現不可能です。

【特徴3】希望が高すぎる

特に多い特徴が「希望が高すぎる」

  • 希望する企業規模は大企業一択
  • 希望の職種以外は受けない
  • 年収500万円以上

希望が高すぎるとなれるものもなれません。
希望を下げる、あるいは妥協点を見つければ、正社員になれるケースも多々あります。

まずは、自分自身のスキルや職歴に見合った仕事・業界を探すのが先決です。

【特徴4】選考対策が不十分

正社員に応募してもなれない人の特徴が「選考対策が不十分」

  • 書類選考
  • 面接選考
  • 最終選考

正社員になるまでには大きなハードルが待ち構えます。
これらの選考をくぐり抜けて晴れて正社員になれます。

しかし選考対策を少しでも怠れば、正社員の夢もまた夢。
選考対策が苦手な方やいつも同じ選考で落ちる方は転職エージェントの力を借りましょう。

転職のプロによるアドバイスで内定獲得はぐっと近づきます。

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【特徴5】正社員になる自信がない

絶望を感じる男性

「正社員になるのが怖いです。20代後半の男です。大学を中退して、フリーターをしています。去年の夏あたりから就職活動をはじめてやりたい業界や職種が分からないまま就職活動をしてきました。長くフリーターをしてきたため正社員になるのが怖いです。」
引用: Yahoo!知恵袋「就職活動」

最後に背中を押す力は本人の「自信」
しかし、多くのケースでなれない特徴として「正社員になる自信がない」

自信が持てない原因は様々です。
フリーター期間が長かったから、責任ある仕事が怖いから、人間関係に不安だから。

でも、最終的に決めるのは本人の意思。
正社員になる目的と叶えたい将来のキャリアが明確であれば揺らぐことはありません。

今一度、自分自身を見直して正社員になる理由を考えましょう。
自信がつけばどんな選考、面接でも乗り越えられる勇気が湧いてきます。

ただし正社員になりたくてもなれない原因あり

ここまで20代で正社員になれない人の特徴を解説してきました。

本人の自助努力(資格取得や対策など)や自信で転職も可能です。
ただし正社員になりたくてもなれない原因もあります。

その一つが「不本意非正規社員」
以下の通り、正社員を希望するもなれない実情が存在します。

正規社員としての雇用を望みながら「正社員の求人枠がない」などの理由により、やむを得ず非正規社員として働いている人が、2014年には全体の2割弱を占めているのです。内訳をみると、若年層や派遣社員・契約社員の割合が高くなっています。

現在、政府の無期転換ルールなどの働き方改革が強く推し進められています。
その甲斐もあって、不本意非正規雇用者の人数は毎年減少傾向にあります。
(出典:リクルートワークス研究所「不本意非正規(2020年4月版)」

しかし、取り組みがなされても不本意非正規社員の数は200万人を超えています。

なぜ正社員の求人枠や仕事がないのでしょうか?
原因はどこにあるのか、人事制度や企業の実態から原因を探ってみたいと思います。

【原因1】正社員を登用する制度がない

そもそもの話ですが「正社員を登用する制度がない」

正社員になりたくても正社員になるための制度が準備されていなければなれません。

実際、正社員登用制度を導入していない企業は半数以上。
(出典:厚労省「正社員登用制度の導入状況」

これらの企業に入社してしまうと夢は夢で終わります。
まずは、勤め先の会社の人事制度を確認するのが先決です。

人事部に確認するか就業規則を確認すればすぐに分かります。
そして、正社員登用の制度がないことが分かれば運が悪かったと思い転職しましょう。

転職サイト「リクナビネクスト」を利用すれば「約5000件」ものフリーターから正社員を目指す求人が掲載されています。

優良求人はすぐに応募が入り募集終了になってしまいます。
登録して求人情報を常にチェックできる準備をしておくのも重要です。

【原因2】正社員登用は嘘?ブラック企業の手口

2つ目の原因が「正社員登用を誘い水にした真っ赤な嘘」

正社員登用が嘘?耳を疑いたくなる事実。
実際、ハローワークに寄せられた苦情の中で最も多いのが「求人票の内容が事実と異なる」

いわゆる「求人詐欺」といわれるもの。
求人詐欺の中でも多いのが雇用形態に関する文言。

応募した求人票には正社員とありましたが、面接の際には試用期間は契約社員だと言われました。

契約社員として入っても正社員登用は真っ赤な嘘。
これがブラック企業の手口、「正社員登用」を誘い水に募集をかける実態が存在します。

関連記事:新卒で就職した企業がブラックだった?大半は黒です【理由と失敗しない転職方法】

【原因3】登用制度はあってもハードルが異常に高い

実際に「登用制度はあってもハードルが異常に高い」

これは私の体験談、とある大手IT企業の転職面接に臨んだ時の話です。

正社員で応募し書類選考もパスしていざ面接。
面接当日、面接官から契約社員で応募し直さないかと提案を受ける。

しかし、契約社員から正社員登用の内容がエグかった。

まずTOEICは800点以上の取得が絶対。
(就業期間中に取得できれば正社員登用の資格が与えられる)

そして、上司からの推薦をもらえて初めて正社員登用の「試験」を受けられます。

試験は筆記と面接の2つで面接時には別部署の管理職が担当。
登用制度を利用し、実際に正社員になれた割合は1割未満だという。

面接を受けながら感じたのは「正社員として転職したほうが賢明」
なぜなら、正社員の中には登用制度で求められる条件に満たない社員もいるからです。

つまり、登用制度を使うより最初から正社員として転職したほうがよっぽど賢明かつ効率的な方法だと痛感しました。

登用制度を利用しなくても堅実的に正社員を目指す方法

心配な女性

「正社員登用制度はあってもないようなものか・・・正社員の夢は諦めるしかないのかな。。」

そんな正社員の夢を諦めかけている方に!
登用制度を利用しなくても堅実的に正社員を目指す方法があります!

それが「転職エージェントを利用する方法」

ここでは正社員就職内定率が高いサービスを厳選紹介!
20代に特化した優れた支援サービスを5つ厳選してご紹介していきます!

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まとめ:登用制度が嘘でも正社員になれる堅実的な方法あり

20代で正社員になれない人の特徴と登用制度に関する情報をまとめてきました。

改めて20代で正社員になれない人の特徴をまとめると、

20代で正社員になれない人の特徴

  • 【特徴1】やる気がない
  • 【特徴2】行動してない
  • 【特徴3】希望が高すぎる
  • 【特徴4】選考対策が不十分
  • 【特徴5】正社員になる自信がない

体験談からも正社員を目指すなら登用制度の利用は避けるのが無難。

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